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自分のことが書けない人のための、AIセルフインタビュー術
プロフィールや自己紹介が書けないのは、文章力のせいじゃない。聞き出されていないだけです。AIに質問させて、歩きながら喋って、整えてもらう。再現できる手順を書きました。
自己紹介やプロフィールを書こうとして、手が止まった経験はないでしょうか。他人の紹介文はすらすら書けるのに、自分のことになると、急に一行も進まない。
これは、文章力の問題ではありません。聞き出されていないだけです。今日は、その状態を抜け出す方法を書きます。自分が普段やっているやり方を、そのまま公開します。
書けないのは、当たり前です
まず、安心してほしいことがあります。自分のことが書けないのは、能力が低いからではありません。
自分の毎日は、自分にとって当たり前すぎます。すごいことをやっていても、空気のように感じてしまう。だから「書くことがない」と思い込む。強みは、あるのに見えていないだけなんです。
人に取材してもらうと、これが一気にほどけます。「もっと詳しく」と聞かれて、初めて言葉が出てくる。でも、いつも人に頼めるわけではありません。そこで、聞き役をAIに任せます。
手順1:AIに、質問リストを作ってもらう
まず、質問する側をAIに用意してもらいます。ここでのAIは、文章を書けるチャット型のAI(ChatGPTなど)で大丈夫です。
こう頼みます。「自分のプロフィールを作りたいので、深掘りする質問を30個作ってください」。これだけです。仕事のこと・価値観・これまでの歩みまで、幅広く質問が返ってきます。
自分で質問を考えないのが、ここのコツです。自分で作ると、答えを知っている質問しか出てきません。他人が作った質問だからこそ、考えたことのない角度から聞かれます。
手順2:歩きながら、声で答える
質問リストができたら、いよいよ答えます。ここで、机には向かいません。スマホを持って、外に出ます。
スマホの音声メモを録音にして、質問を1つずつ眺めながら、近所を歩く。思いついた答えを、そのまま声で喋っていきます。うまく言おうとせず、独り言くらいの気楽さで。
自分の場合、歩いている時のほうがずっと言葉が出ます。机に向かうと、書こうとして固まる。でも歩いていると、体が動いているぶん口も軽くなる。言葉は、座って絞り出すより歩いて転がすほうが出てくる。これが、自分の実感です。
手順3:文字起こしして、AIに整えてもらう
家に帰ったら、録音を文字に起こします。音声を文字にしてくれるツール(自分はNotebookLMを使っています)に流せば、喋った内容がテキストになります。
このテキストは、そのままでは読めたものではありません。言い直しや脱線だらけで、ぐちゃぐちゃです。それでいいんです。中身は、もう全部ここに入っています。
このテキストを、またAIに渡します。「この話を、プロフィールとして整えてください」とお願いする。すると、自分の言葉のニュアンスを保ったまま、読める文章に組み直してくれます。ゼロから書くのではなく、喋った素材を整えてもらう。この順番が、いちばん自分らしさが残ります。
大事なのは、素材が本物であること
この手順で、9割は自分の言葉から出た文章になります。AIが勝手に盛ったわけではなく、自分が歩きながら喋ったことが元になっている。だから、読んでいて嘘っぽくなりません。
逆に、素材を集める工程を飛ばすとどうなるか。いきなりAIに「プロフィールを書いて」と頼むと、それっぽいだけの文章が出てきます。誰にでも当てはまる、あたりさわりのないやつです。素材が本物かどうかで、仕上がりは全然変わります。
このやり方は、自分がサイトを作った時のブランド設計と、まったく同じ考え方です。実際にそのサイトをAIと作った過程は、コードが書けない自分が、AIだけでこのサイトを作った話に書きました。あわせて読んでもらえると、つながると思います。
書けないのは、あなたのせいではありません。聞かれていないだけです。まずは質問を作ってもらって、散歩に出るところから、始めてみてください。
― しみっち
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