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このブログを作った3つの理由

フリーランスがブログを持つ目的と設計の決め事を、このブログを例に記録した実験ログです。

updated 2026.10.26 by しみっち

自分のサイトにブログを持つなら、何のために書くのか。検索に出るためだけなら、わざわざ自分で書く必要はないのかもしれません。

この記事は、SEOの結果を見る前に書いておく設計メモです。何のために、どんな決め事で始めるのかを、役割・設計・やらないことの3つの観点で残します。結果の数字はまだ何もありません。

ブログに持たせる3つの役割

このブログには役割が3つあります。順番は信頼から相談と集客へと決めています。検索流入を主役にしたブログは多いはずです。

ただ自分は、この順番を逆にしないことが設計の出発点だと考えています。ここでは順番を決めた理由を、役割ごとに分けて書きます。三つともサイトの方針に書いてある内容を、自分の言葉に直したものです。

信頼を積む役割を一番上に置いた理由

サイトの役割の筆頭は信頼とブランディングです。自分は個人で仕事をしているので、会社の看板がありません。名前と考え方を見て判断してもらうしかないと考えています。

ブランド名は、伝えるという言葉と清水の名前と親しみやすさを掛け合わせて決めました。ドメインを取得して、サイトを本番公開したのが6月3日です。名前は記事を読む前に届く最初の印象です。

記事は、この名前の下で何を考えている人かを見せる場所になります。だから自分なら、アクセスが増えても信頼を削る記事は載せません。読み手が最初に確かめたいのは、実績の数よりも考え方の筋だと見ています。

相談につなぐ役割を二番目にした理由

二番目の役割はサービスの相談を受けることです。ブログが相談の入口になるのは、読んだ人が考え方に納得したあとだと見ています。自分が選ぶ側でも納得してから連絡するはずです。

逆に、相談を取りにいく記事ばかりを並べると、売り込みの匂いが先に立ちます。信頼が積まれていない状態で相談を促しても、押しは弱いはずです。読む側が知りたいのは役に立つかどうかです。

だから記事の末尾には相談への案内を置きますが、本文は読む人の疑問に答えることを優先します。順番を守るための決め事です。相談を急がせないことも、信頼を積むうちの一つだと考えています。

SEOで集客する役割を三番目にした理由

検索からの集客は三番目の役割です。中長期で育てるものと位置づけていて、公開してすぐ成果が出る前提では設計していません。待つ時間も含めて計画に入れてあります。

軸にしたのは、noteと同じテーマを2つの面で書き分けることです。検索向けの記事は解説の骨を担当し、noteには思想や見解の血を書いて、お互いにリンクで結ぶ方針です。どちらか片方だけでは、解説か思想のどちらかに偏ると考えました。

ただしSEOの効果はやってみないと分かりません。だから約束はせずに試した過程を残すことにしました。ブログが育つ速さは自分でも読めません。

実験として決めた3つの設計

設計の決め事は3つです。サイトの形と組み立てる仕組みの選び方と、実験の見方を、SEOの結果を見る前に固めました。どれもあとから変えられないわけではありません。

ただ、先に決めて書いておけば、変えたときに何が変わったのかを自分で説明できるのが利点です。ここでも決めた順番より理由を中心に書きます。比較が必要なところは比較で書きます。

LPではなく多ページのサイトにした理由

自分のサイトは、1枚のLPではなく記事を足していける多ページの形にしました。公開時は全14ページでした。記事が増えるたびに入口が増える設計です。

狙いは、サイトそのものをサービスの実践例にすることです。集客の仕組みを提案する人が、自分のサイトに集客の仕組みを持たないのは説得力に欠けると考えました。言葉だけで説明するより実物を見てもらうほうが早いと見ています。

カテゴリは、ブランディング・マーケティング・フリーランスの3本柱でした。そこにAI活用を足して4本柱に変えています。記事が増えても分類が崩れにくい形にしたいと考えています。

Astroを選んだ2つの条件

サイトを組み立てる仕組みには、Astro(静的なサイトを作るツール)を使いました。記事をファイルとして管理でき、公開までの手順も自動化しやすい点が、ブログに向いていると見ています。

自分の見立てでは見る軸は2つです。記事をファイルとして管理できるかと、公開までの手順を自動化しやすいかだと考えています。最初から手順として持てる形が、自分には合うと考えました。

WordPressのように管理画面で気軽に更新できる仕組みも、更新の手軽さを重視する人には向いた選択肢です。自分なら、手順を自動化したいかどうかで選び分けます。

何を試して何を見るかを先に決める

実験は、何を試して何を見るかを先に決めるから実験として成り立ちます。あとから集計して、良さそうな数字を探すのは、実験ではなく後付けの説明です。順番が逆になると実験の名前だけが残ります。

試すのは、検索意図に答える構造と一次情報の組み合わせです。見るのは、検索から読まれた記事と、相談につながった記事の傾向になります。試す対象を絞るほど、何が効いたのかは分かりやすくなるはずです。

数字を見る前に基準を決めておけば、結果が悪かったときも次の手を考えられます。基準は先に置いておき、必要になったら見直すつもりです。この記事を書く時点では、表示回数などの数字は出していません。

やらないと決めた3つのこと

設計と同じくらいやらないことも先に決めました。量産と中身の浅い記事と順位の追いかけすぎの3つです。三つとも実験を続ける条件でもあります。

AIを使えば、記事を増やすこと自体は難しくありません。ただ増やせることと増やすべきことは別です。だから自分は、足すものよりも足さないものを先に書いておくほうが、ブログの質を守れると考えています。

記事の量産はしない

本数を目標にすると、記事は数を揃えるためのものになりがちです。公開方針は、最小構成で先に出し、SEO記事は公開後に足していく形です。完璧を待たないことと、急いで量を作ることは別の話です。

記事のルールも決めています。字数や読点の数などは、機械のチェッカーで判定する仕組みです。ルールに合わない記事は公開の前に直します。

数字で測れる最低ラインを機械に任せれば、人は中身の判断に集中できます。数を守るために質を譲る順番にはしません。

中身の浅い記事は出さない

検索意図に答える構造だけでは、どこにでもある記事のままです。検索結果に似た内容が並ぶだけだからです。ここでは構造を骨と呼び、そこに一次情報や生の声を血として入れる作り方にしました。

一次情報の例が、7月に公開した「記録が続かない理由を3つに分けたら2日でシステムができた」です。自分が作ったものの経緯を書いた記事です。こうした一次情報があって、記事は初めて自分の記事になると考えています。

自分なら、血になる材料がないテーマは書かずに見送ります。材料が集まったらそのときに書けば足りるからです。作り話で字数を埋めるより、書ける日を待つほうが信頼に合うはずです。

順位を追いかけすぎない

検索の順位は日によって動くものです。ある日の数字だけで、記事の良し悪しは決められません。毎日確認していると、記事の中身よりも順位の上下に気持ちが引っ張られやすいはずです。

順位だけを見て記事を直すことはしません。見直すのは、読んだ人の疑問に答えられていないと判断したときです。順位が動いた週は、まず記事の側を読み返すことにします。

順位は結果として確認する数字で、記事を書く目的ではありません。この線引きがあれば、数字が悪い週も落ち着いて続けられます。数字に振り回されない土台を、先に作っておくわけです。

まとめ

このブログを作った理由は、集客のためだけではありません。信頼を積んで相談につなげ、中長期で検索からも届けるために、役割の順番と設計を先に決めました。公開後に足していく記事も、この設計メモに照らして選びます。

SEO実験と呼んでいても、目的は信頼を積むことです。何を試して何を見るかを決め、量産と浅い記事と順位の追いかけすぎをやらないと決めたから、実験として続けられます。結果は数字がたまってから別の記事で書きます。

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