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内部リンクを貼る3つの基準
ブログの内部リンクを、どこに・どの言葉で・何本貼ればよいかが分かる記事です。
ブログでよくある失敗があります。記事の末尾に「関連記事はこちら」と書いて、リンクをずらりと並べる形です。きちんと作ったつもりでも、そのリンクは読まれにくいことが多いと感じます。
並べただけのリンクは、読者にとって次に進む理由が見えないからです。この記事では、内部リンクを貼る場所とリンクの文字と数や先を、3つの観点に分けて整理しました。
貼る場所を決める3つの基準
内部リンクは、どこに置くかで読まれ方が大きく変わります。同じリンクでも、読者が気にしているところにあれば押されます。関係のない場所にあれば素通りされるだけです。
ここでは貼る場所を、本文の中と記事の末尾と置かない場所の3つに分けて考えます。自分の判断も添えました。そのまま真似する必要はありませんが、自分のサイトに当てはめる材料にはなるはずです。
疑問が浮かぶ直前の段落に置く
本文の中でリンクを貼るなら、読者が「それはどういうこと?」と思いそうな段落が向いています。疑問が浮かんだ瞬間にリンクがあれば、読者は迷わず次へ進めるからです。
手順は簡単です。記事を書き終えたら一度読み返して、説明を省いた用語や、飛ばした背景に印を付けます。その印の場所に、詳しく書いた別の記事があれば、リンクを張る流れです。
このサイトでも、本文中の「自分自身がこのサイトを AI と一緒にどう作ったか」という言葉から、別の記事へ張る書き方をしています。話の流れの中に置くので、読者の読む流れが途切れません。
記事の末尾に次の一歩として置く
記事を読み終えた読者は、次に何を読むかを決める状態にあります。ここは内部リンクの置き場所として自然です。このサイトも、各記事の末尾に関連記事のリンクを置く設計にしています。
ただし、末尾に置くのは、次に読むとつながる記事だけです。読み終えた直後の読者は、その記事の続きを知りたいはずだからです。
自分なら末尾のリンクに一言だけ添えます。たとえば「この続きでは、リンクの文字の決め方を書いています」のような形です。行き先で何が分かるかを押す前に伝えるためです。
冒頭には置かない
自分なら、記事の冒頭や見出しのすぐ下には、内部リンクを貼りません。読者がまだ話を聞いている途中で、別のページへ連れ出してしまうからです。
最初の数行で読者が離れてしまえば、そのページの中身は読まれずに終わります。リンクは、本文を読んだ人が自分から「もっと知りたい」と思ったときに出せば足ります。急がせる必要はありません。
例外は、前提となる記事がないと読み進められない場合です。そのときだけ冒頭に一言の案内を入れます。それ以外は本文の中か末尾に寄せるのが自分の基準です。
リンクの文字を決める3つの条件
リンクの文字は、リンクが押されるかどうかを左右します。読者はリンクの文字を見て、行き先に価値があるかどうかを判断しがちだ、という見方です。
Googleの公式ドキュメントには、リンクテキストの書き方についての説明があります。ここでは公式に書かれていることと自分の考えを分けて、3つの条件を紹介します。公式の内容は断定できる範囲だけにとどめた形です。
行き先の内容が分かる言葉にする
公式のドキュメントでは、リンクテキストは説明的で、リンク先と関連した言葉にするよう示されています。「こちら」や「詳しくはこちら」のような一般的な言葉は、よくない例として挙げられています。
自分も同じ考えです。「こちら」だけでは、押した先に何があるのか分かりません。読者は、押す前に行き先を想像できるほうが、安心して進めます。
確かめ方は、リンクの文字だけを抜き出して読んでみることです。それだけで行き先が伝わらなければ、言葉を足して直します。自分ならこの方法で確かめる。
文の中に溶け込ませる
リンクの文字は、文章の流れの中に置くと自然に読めるものです。文末に「詳しくはこちら」と付けるより、「AIと一緒にサイトを作った流れ」のように、文の一部としてリンクにする形です。
この書き方ならリンクは本文の一部として働きます。読者は説明を読みながら、そのまま次の記事へ移れるのが利点です。文章の途中で立ち止まらせずに済みます。
ただしリンクにする範囲は短く保ちます。文の半分がリンクの色で埋まると、どこが行き先の名前なのか分からなくなるからです。
長すぎず詰め込みすぎない
公式のドキュメントでは、長すぎるリンクテキストも避けるよう示されています。また、キーワードを不自然に詰め込んだリンクテキストは、スパムのポリシーに反する場合があるとされています。
自分の目安は、行き先の内容を言い切れる最短の言葉です。名詞句で数語に収まれば、読者にも分かりやすいと考えています。
同じ記事へのリンクを、毎回違う言葉に変える必要はありません。伝わる言葉を一つ決めて素直に使えば足ります。工夫のつもりで言い換えると、読者は別の記事だと勘違いするかもしれません。
貼る数を決める3つの見極め
リンクは多ければよいというものではありません。何本貼るか、どの記事へ向けて貼るかを決める必要があります。本数について、公式のドキュメントに「何本まで」といった決まりは見当たりません。
そこで以下は自分の判断基準として書きます。数の目安はあくまで一人の筆者の考えです。どのサイトでも同じ数が正解になるわけではないので、そこは先に断っておきます。
本数は読者が追える範囲に絞る
ページの中に、何十本ものリンクを並べるのは避けます。選択肢が多すぎると、読者はどれを押せばよいのか分からなくなり、結局どれも押さなくなりがちだと思う。
自分の目安は、本文では1つの段落に多くても1本で、記事の末尾でも数本までです。これは公式の数字ではなく自分の考えです。狙いは読み切れる量に抑えることで、数字そのものに意味はありません。
迷ったときは「この記事を読んだ人が、次に知りたくなることか」と自問します。答えが曖昧なリンクは外して構いません。外しても記事の価値は下がらないと考えています。
話が飛ぶ先は見送る
自分なら話が大きく飛ぶ記事には貼りません。同じブログの記事だというだけで貼ると、読者は文脈を見失って戻ってしまいがちだと考えています。
たとえば、リンクの文字を説明している途中で、まったく別の運用の話に飛ぶリンクがあったとします。読者は戸惑うはずです。今読んでいる話の続きではないからです。
関連が薄いと感じたら貼らない。読者が戻る手間を考えれば、見送るほうが親切だと思っています。記事同士のつながりは、読者が次に知りたくなることを軸に作ります。
同じ内容の重複は一本にまとめる
同じ内容を扱った記事が2本あるときは、片方に絞ってリンクを張るのが基本です。並べて貼ると、読者はどちらを選べばよいのか迷ってしまうのです。
先に決めておくのはその話題の代表になる記事です。リンクは基本的に代表の記事へ集めて、ほかの記事は補足として扱います。代表を決めておくと、後から記事が増えても貼る先に迷いません。
なお、公式のドキュメントには、大切なページは少なくとも他の1ページからリンクされているべきだと書かれています。貼る先を考えるときは、どこからも張られていない記事がないかも確かめましょう。
まとめ
内部リンクは、貼る場所とリンクの文字と貼る数と先の3つの観点で決められます。場所は読者が疑問を持つ直前か記事の末尾、文字は行き先が分かる言葉、数と先は読者が追える範囲です。
自分の基準は、読者が次に知りたくなることに張る、というものです。話が飛ぶ先と重複と並べすぎは見送ります。まずは今ある記事の末尾のリンクを、行き先が分かる言葉に直すところから始めてみてください。
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